サマソニ2016(SUMMER SONIC 2016)予習!!!~ホステスクラブオールナイター~
さあいよいよ深夜枠です。
2年前ぐらいから始まったホステスクラブオールナイターですが、1日目の深夜から夜通し行われます。
インディーj界隈の豪華ゲストかなり出演するので、これ単体のチケットもガンガン売れます。
かくいう僕も、今年はこの深夜枠に照準を合わせています。それほど豪華です。
それでは見ていきましょう。
DEERHUNTER
僕がRADIOHEADの次に楽しみにしているバンドです。
シューゲイザー、ノイズ、ダーク、この3つを基調としたバンドです。
ただ、普通のシューゲイザー系のバンドよりも音はつぶしきってない印象ですかね。
その分、曲に哀愁があって非常に泣けます。最高。
Dinosour Jr.
いやあ豪華。アメリカを代表するロックバンドですね。
インディロックの雄とでも言いましょうか。
ガンガンに歪ませたギターとポップなメロディが印象的です。
83年結成、97年解散、05年再結成という長いキャリアを持ちます。
SAVAGES
全員女性のバンドですが、その音の凶悪ぶりには男子も震え上がります。
ゴリゴリのベース、気だるげなギター、ノイジーなドラム、どこか病的なボーカル、化学反応がすさまじいです。
パンクといえばパンクなんですが、一言では表せない魔力があります。
TEMPLES
テームインパラと並んで、近年もっともピンと来たサイケロックバンドです。
あのオアシスのノエル・ギャラガーも絶賛していました。
そして何より、ライブでの音が異常にいいです。
僕は1度生で見たことがあるのですが、音源よりも高音のきらびやかさが鋭く、宇宙にトリップさせてくれます。
Asgeir
アウスゲイルと読みます。シガーロスやビョークなど、天才の巣窟として知られる北欧のソロアーティストですね。
基本は打ち込みで、音数の少なさが特徴的です。
メロディも演奏も全て神秘的で美しいのですが、何より声がすごいです。
繊細で胸に迫ってくるものがあり、日本人は大好物でしょう。
あのサザンの桑田佳祐さんもラジオでラブコールを送っていました。
John Grant
ラグビー部のキャプテンみたいなおじさんですが、声はダンディーで優しいです。
これまでのアーティストと違ってファンクな要素があります。
ただ、キレを意識したというより、曲は聴かせる感じになっています。
彼も他に類を見ないような面白いアーティストですね。
MATTHEW HERBERT
唯一のDJ枠でしょうか。さすがDJといった感じで、電子音楽の扱いはお手の物です。
日本でイメージするキャップを被ったイケイケ野郎って感じではなく、ビートで乗らせるというより聴いていて気持ちよくなるような曲です。
日本のシティポップに近い要素もあり、静のDJとでもいいましょうか。
ソニックステージの方でのトリを務めます。
打ち込みが基本なのですが、曲構成が計算しつくされています。
「ここにこの音が来てほしい!」というのがドンピシャで入ってきます。
この人たちのリズム感覚はどうなっているんだってくらい見事です。
聞いていてとても心地よくなれるアーティストですね。
以上3回にわたって見てきましたが、こうしてみると今年も豪華な顔ぶれが揃っていますね。
当日は夏真っ盛りで暑いかもしれませんが、テンションで乗り切りましょう。